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8 Comments
11月3日 起業祭 。 
この日は、レールの製造工場の見学ができるということで・・・行ってきました。
工場内は撮影禁止・・・なので、工場に入る前の撮影許可が出ているところの映像を使って
その時の様子を少しだけお伝えしたいと思います。

工場入り口前の大きなパネル。「鉄のできるまで・・・そのロマンと科学」
閲覧してくださっているみなさまは、こちらの4つ目の画像「製造工程図」
ご覧になっていただけるとわかりやすいかと思います。
条鋼工場06

鉄の原料は、石炭・石灰石・鉄鉱石。ブラジル、オーストラリア、アメリカなどから輸入しています。(鉄鉱石だけでは鉄はつくれなくて、鉄鉱石を溶かして鉄分を取り出す高炉には、コークスや石灰石、石炭を一緒に入れる必要があるそうです。)
まず、高炉で鉄鉱石から銑鉄をつくります。銑鉄は、炭素分を多く含んでいるため、硬く、
もろいので、これを鋼にするには炭素を減らし、不純物を除去する必要があります。
そこで、転炉で銑鉄から鋼をつくります。
パネル
溶けた鋼は、連続鋳造機によってブルームという鉄の塊になります。←この表現、違っていたらすみません。m(_ _)m

私が見学したのは、ここから先・・・。
条鋼工場02

見学用通路を歩きながら、まずガラス越しに目に飛び込んできたのは、真っ赤に焼けた
長い鉄の塊が滑りこんでくる光景でした。
通路の道順から、最初に見たのは粗圧延機や中間圧延機のところだったと思うのですが
その過程では少しだけレールの形になりつつあって、鉄の塊の凹んだ部分に液体のような
ものが流れ込んでいるのがとても印象的でした。
ガラス越しに見下ろすような感じでの見学だったのですが、加熱炉から出てきた時には
(それだけを見るとレール??とは思えないような)大きな鉄の塊が、レールになってゆく過程に
 ただ、ただ「すごい・・。」その言葉しか出てきませんでした。
こちらの工場では、ユニバーサル圧延法によってつくられているそうです。
ユニバーサル圧延法だと、鍛錬度の高いレール頭部、対称性に優れた断面形状で
表面肌もきれいなのだそうです。(カリバー圧延法というのもあるらしいのですが、
すみません・・詳しいことはわかりません。)

加熱炉⇒粗圧延機群⇒中間圧延機群⇒仕上げ圧延機群⇒鋸断機⇒熱処理装置⇒矯正
⇒検査・・・そして出荷されるのですが、私が今回見学していちばんに感じたこと・・・
それは、パネルにも書いてあったのですが、鉄は熱いうちに鍛えて、急冷してより強く硬くする
・・・それによって強いレールができるんだな・・・ということでした。
↑うまく説明できなくてすみません。m(_ _)m 焼けた鉄と、水が印象的で・・。

↓こちらは撮影OKのところです。
左にあるのが ブルームです。一番上が、フォークリフト形鋼用ブルーム。
その下がレール用ブルーム。
条鋼工場01

ブルームを粗圧延機にかけている途中では、左のような形になっています。
なんとなくレールの形に近づいてきましたね。(右は製品。)
条鋼工場04

大きさ比べ・・ではないのですが、いちばん左が輸出向けレール。
右の4つは国内向けのレールです。
大きさが違いますよね。(輸出向けレールは、他にもありました。)
レール

そして、最後に・・・ポイント用レールです。
条鋼工場05



閲覧してくださった方へ・・・
拙い記事ですみませんでした。m(_ _)m
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sara
Posted bysara

Comments 8

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schnitzer  
こんばんは。

ポイント用のレールがオフセットしていることを初めて知りました。
いつものように研究熱心なsaraさんに脱帽です!
前回のコメントで東京でのイベントの日程を間違えてしまいました。14日に開催されました。
あいにくの天気だったのですが、少し写真を撮ってきましたので明日にでもアップさせていただきます。

2009/11/15 (Sun) 23:02 | EDIT | REPLY |   
南八尾電車区  
レールの”誕生”・・・

 こんばんは。
 レール製造工場の見学に行かれた由・・・お疲れ様です。
 原料の鉄鉱石から始まって製品としてのレールが出来上がるまでの過程、実を言うと、今回の記事で初めて知りました《わかりやすい説明をありがとうございます!》。
 まさしく「鉄は熱いうちに打て」という諺のとおりですね。

 それにしても5枚目写真に写っている、製品としてのレールに化ける前の段階の姿(断面)ですが、眺めていて、何だか母親のお腹の中でうごめく胎児をイメージしてしまいました。
 この工場で”誕生”し、そして全国各地の鉄道路線で「縁の下の力持ち」として活躍するんですね。

 今度列車に乗るようなことがあれば、レールにも「お疲れさま」と声をかけてあげなければ・・・

2009/11/16 (Mon) 01:51 | EDIT | REPLY |   
line  

私も千葉で育ったので、川崎製鉄などの製鉄工場は社会科見学などで行った事があります。当時は写真も撮れたと思いますが、やはり今やいろんな行程にハイテク技術が見え隠れしてるんで駄目なんでしょうね。
あの独特な高炉とか、被写体としては憧れますねぇー。
海外向けレールの生産シェアも日本は高いのですかね。

2009/11/16 (Mon) 20:27 | EDIT | REPLY |   
sara  
schnitzer さま、こんばんは

ポイント用のレール・・・恥ずかしながらその存在に気がつかなかった私で・・実は、この時に教えていただいて「あっ!」・・という感じだったのです。
(レールはガラスケース越しの撮影でしたので、ちゃんと写っているかどうかがとても心配でした。)

イベントの記事・・・後日ゆっくりと拝見させていただきますね。
お知らせくださいましてありがとうございました。m(_ _)m

南八尾電車区 さま、こんばんは

ありがとうございます。そのように書いていただいて嬉しく思います。
実は、この記事を書くことには全く自信がなくて・・・おまけに体調も悪かったものですから、通院が落ち着いた週末にやっと更新することができまして・・・今少しだけホッとしているところです。
祖父が空に昇るまで向き合っていた線路・・・今回、レールの製造過程を見ることができて本当によかったです。
駅から始まった私のブログですが、最初の最初は・・・やはりレールから繋がっているのだと感じた1日でした。

line さま、こんばんは

社会科見学で製鉄工場に行かれたことがあるのですね。
工場の中は、本当にすごいですよね。←すごい!・・しか言葉が出てこなかった私でした。

そうですよね、高炉を撮影したらよかったかも・・・。
海外向けのレールもたくさんあるみたいですね。
この日は、本当に勉強になりました。
(原料を運ぶ蒸気機関車も撮影してきました。後日アップいたします。)

2009/11/16 (Mon) 22:02 | EDIT | REPLY |   
虎  
こんばんは

こんばんは。
レールの製造工程、中は無理でも...説明等は撮影出来たのですね。

製鉄所での赤い熱を持った鉄が熱延の行程を経ながら水で冷やされて...
結構見ていて驚くと同時に楽しいですよね。

小学校の時に見に行った、
堺製鉄所(まだ高炉が稼働中でした)の事を思い出しました。

2009/11/16 (Mon) 23:35 | EDIT | REPLY |   
sara  
虎さま、こんばんは

実は、パネルにはあまり詳しいことが書かれていなかったので
リンク先のカタログの「レールの特徴」の部分を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
(高炉と転炉のことは、鉄の歴史・・で調べたのですが、間違っていないかどうか不安で・・。汗・・。)

小学生の頃に製鉄所の見学に行かれたのですね。
私も今回、見ることができて本当によかったです。

2009/11/17 (Tue) 20:26 | EDIT | REPLY |   
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2009/11/20 (Fri) 22:51 | EDIT | REPLY |   
sara  
匿名さま、こんばんは

そのような時にコメントを書いてくださって本当にすみません。m(_ _)m
お返事、ありがとうございます。m(_ _)m
(ご迷惑にならないようにきちんと書きますので・・。)
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

どうぞお大事になさってくださいね。v-22

2009/11/21 (Sat) 19:24 | EDIT | REPLY |   

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